2009年04月01日

嘘のようなホントの話。

昨年のエイプリールフールには、
こちらのブログで
「宇宙に行った」と壮大な嘘をついたけいいちです。

今年も色々考えてみたけれど、
それ以上スケールの大きい嘘は思いつかず、
やれ「会社を辞めた」とか「いきなり子供ができた」とか、
そのまま信じられかねないネタしか浮かばなかったので
今年は『嘘のようなホントの話』を書こうと思います。

題して

「1ユーロでワイン飲み放題のBar!」

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先日ベルリン出張の際に
現地在住の人に沢山素敵なお店に連れて行ってもらったが
そこの中でもとびきり面白かったのが
こちらのヴァイネライ(Weinerei)というBar。

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外見は普通のお店なのだが、
店内を覗くと地元の人達で満席。
その人気の理由はタイトルにもあるとおり、
こちらのBarでは、わずか1ユーロを払えば
ワインが飲み放題にもなるのだ。

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システムは明快。
入り口で店員に1ユーロ支払い、
その代わりにワイングラスをもらう。
あとは、テーブルに置かれたワインを
自分自身で注ぐだけ。
好きなものを、好きなだけ、である。

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「飲み放題にもなるのだ」と書いたところで
勘の鋭い人は気づくかもしれない。
いくら物価が安いベルリンだって
そんな料金で商売を続けられるはずがない。

このお店の最大の特徴は、
自分で支払い金額を決める点にある。
つまり、帰り際、飲んだ量とワインの味に対して、
自らの基準で料金を割り出すというのだ。

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よって、美味しいワインだと思えば
帰り際に50ユーロ支払って帰るし、
逆に1ユーロ払っただけで
好き放題飲んだあと、黙って帰ったって
それはルール違反にはならない。

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けれども、
お会計(と言っても瓶に入れるだけ)の瞬間を
しばらく観察していたが、
一銭も払わないで帰る客は一人もいなかった。
店側に粋なコンセプトがあり、
それをリスペクトする客がいる。
なんて素敵なお店だろう!

「なんだよ、結局1ユーロじゃないじゃん」
という批判はまあ置いといて…。
ただの嘘よりはマシでしょ、
今年は嘘のようなホントの話でした。

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こんな会計システムの店が東京にあったら、
どうなるんだろうな??
チップの習慣がない分、
意外とみんな見栄を張ってお店も儲かったりして。

素敵なお店を紹介してくださった
白井さん、キャプテン、ありがとう!

明日もいい日でありますように。

at 15:20|PermalinkComments(4)

2009年03月25日

たいして詳しくもないくせに映画について触れてみる。

昨日から仕事でベルリンに来ています。
成田であんな事故があったから、
正直着陸の瞬間は怖かった・・・

一週間ほどの滞在ですが、
朝から晩まで、西から東まで、
この街をひたすら歩く予定です。
もちろん、現地での打ち合わせがメインなので、
実り多きものにしなくては。

さて、今日はベルリンのすすめ、ではなく
ベルリンに関する映画のご紹介。

海外に行く前の予習に
映画鑑賞は欠かせないけれど、
ベルリンにまつわる映画はかなり数が多いので
とりあえずこれは、というものを抜粋してみた。

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『ラン・ローラ・ラン』

赤い髪のローラが、
恋人のためにお金を工面すべく
ベルリン市内を走り回る。
軽快なメロディが心地よい。

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『ベルリン、天使の詩』

ヴィム・ベンダース監督の名作。
おもにモノクロの映像美が
ベルリンへの憧れをよりいっそう掻き立てる。

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『グッバイ・レーニン』

ベルリンの壁が崩壊し、
時代の流れに翻弄する人々を描いた。
ベルリンの重苦しい過去を題材にしつつも
家族のあたたかみが伝わってくる傑作。

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『善き人のためのソナタ』

盗聴を続ける旧東ドイツの諜報員が、
人間の感情や温かみを目の当たりにして
少しずつ心が氷解していく感動作。


それしても、
黄金の20年代と呼ばれる時代の後、
第二次世界大戦で徹底的に破壊しつくされ、
28年間にもおよぶ東西分断の歴史を乗り越えてきたベルリン。
現在では、周辺諸国から多くの移民を抱え込み、
なにかと物語には事欠かない、
ドラマティックな都市だと思う。

常に未来へ向けて前進する
この街を映画で定点観測するのは難しい。

けれども、上記4本は映画としても名作なので
時間があれば是非ご鑑賞ください。
あと、他にもベルリンを題材にした映画があれば
是非教えて欲しいです。
ちなみに、『ベルリン、天使の詩』なら貸します。

さて、仕事仕事・・・
今日もいい日でありますように。

at 15:35|PermalinkComments(3)

2009年03月20日

海に沈む夕陽が美しければ、仕事の疲れなんか9割が吹っ飛ぶ

鎌倉の七里ガ浜にあるレストラン、
billsの一周年パーティに行ってきました。

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実はここ、
一昨年にクリスマスパーティをやった
外苑前officeと同じTRANSITの経営。
いい仕事してますねぇ。

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何がいいって、目の前が海。
このロケーションに尽きる。

billsが入っている
このWEEKEND HOUSE ALLEYという複合施設には
美容院やショップも入っている。

海を目の前にして、
こんなオシャレな空間でイベントやれたら
楽しいだろうな?と思っていたら
やっぱりありました!ターンテーブル!

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ここでイベントやったら
何人が来てくれるだろうか?
まあ、そもそも貸してくれるかわかりませんが・・・

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この日のbillsはライブあり、DJありの
イベント仕様でしたが、
基本的にここはお食事がメインです。

皆さんのお目当てはこれ?

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誰が言い始めたのかわからないけど、
「世界一の朝食」というキャッチで有名な
スクランブル・エッグ(1200円)。

たかが卵だろ?、と
ひとくち食べてみたところ・・・
おいしい(笑)

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でも、やっぱり自分はこっちのほうがいいなぁ。
海に沈む夕日を見ながら飲むビールは
どこで飲んでも世界一。
仕事の疲れは9割吹っ飛びました。

明日は土曜勤務。
出張の直前はいつも忙しいけれど、
それもまたメリハリがあっていい生活。

ageHa行きたかったなぁという愚痴だけ飲み込みつつ・・・

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明日もいい日でありますように。

at 22:51|PermalinkComments(2)

2009年01月31日

スリランカでアーユルヴェーダのすすめ。

そういやスリランカについて
ブログにあげたことがなかったので書いてみよう。

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と思ってみたものの、
スリランカで何をしたかイマイチ覚えていない。
僕にとって、旅先の国を思い出せないというのは
昔の恋人の存在を忘れてしまう級の
無礼な行為に相当するのだが・・・

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そうだそうだ!
スリランカではアーユルヴェーダを体験したっけ。

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アーユルヴェーダとはなんぞや?
というと、サンスクリット語で
「生命(アーユス)」と「科学(ヴェーダ)」の造語。

オイルを使ったマッサージがメニューにあるため、
女性誌でスパ特集をする際に紹介されたりしているが
5000年以上前から受け継がれてきた
南インドやスリランカの伝統医学である。
個室に隔離された施設の様子は、さながら病院のようだ。

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なぜ旅の最中に立ち寄ったかわからないが、
よほど一人で暇をもてあましていたのだろう。

整体気分で気軽に入ったはいいものの、
医療行為なので、診察が必要とのこと。
ここではヴァータ、ピッタ、カパと呼ばれる
3つの生体機能(ドーシャ)をチェックする。

「食欲はあるか?」といった基本的なものから
「抜け毛はどうだ?」という質問(大きなお世話だ!)、
「SEXはどうだ?」といったセクハラまがいのものまで。

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診断の結果、自分は「ややピッタ体質」ということらしい。

・中肉中背
・食欲旺盛、汗かき
・スポーツが好き
・贅沢なことが好き
・負けず嫌い    などなど。

医学というより占いじゃねーか?
と思うが、面白いもので8割があたっている。

しかし、である。
「本当に治療をしたいならば、
睡眠、運動、食事なども管理するので
2週間ほど泊まっていきなさい。」とのこと。
おいおい・・・、こちとらそんな時間と金もないし、
そもそもどこも悪くないっつーの。

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すると彼は、
「OK , just a souvenir.」とのこと・・・(笑)
この占い師め?。
(もはや医者とは呼ばん!)

「強いて言うと具合の悪いとこはありますか?」
と聞かれたので「花粉症!」と即答。
さあ、治してもらうじゃないか。

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そこで施されたメニューが、
シロダーラというおでこにある第3の目に
油をたらすヘッドマッサージ。
あの?悪いのは鼻なんですけど・・・。

おでこに油をたらすだけで花粉症が治るなら
年間1000万人がスリランカに行くわっ!
と思いつつ、治療を行ったのが去年の3月なので、
例年通り今年も春先に患うかどうか楽しみだ。
ま、治ってるはずがないな・・・。

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スリランカ、あまりおすすめになってませんが、
本場のセイロンティーは美味しかったです!
内戦が落ち着いたら、またゆっくり行きたい。

明日もいい日でありますように。

【バックナンバー】
vol.1 イビザ島のすすめ
vol.2 ミコノス島のすすめ
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vol.5 サハラ砂漠のすすめ(後編)
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vol.9 VIA DELL’AMORE(愛の小道)のすすめ。【Lovers限定】
vol.10『天国にいちばん近い島』のすすめ
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vol.16ネグリル(ジャマイカ)のすすめ
vol.17ハバナ(キューバ)のすすめ
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vol.19バックパッカーで行きたい、チェコのすすめ
vol.20ロンシャン教会のすすめ
vol.21マラケシュ&エッサウィラのすすめ 
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vol.23神々が眠るカトマンズ(ネパール)のすすめ
vol.24ガンジス川で沐浴のすすめ
vol.25サナア(イエメン)のすすめ
vol.26セイシェルのすすめ【世界一のビーチを探して】 
vol.27ピトレスクなパリのすすめ
vol.28スリランカでアーユルヴェーダのすすめ
vol.29母島(小笠原諸島)のすすめ
vol.30地中海の楽園、マヨルカ島(スペイン)のすすめ 
vol.31南仏プロヴァンスのすすめ
vol.32マドリッドのホテルで一夜限り・・・のすすめ
vol.33セント・ジョン島のすすめ【世界一のビーチを探してⅡ】
vol.34近くなったドバイとアブダビのすすめ
vol.35オーベルジュ・バスクのすすめ
vol.36オランダがオレンジに染まるクイーンズ・デイのすすめ
vol.37週末限定!ベローズビーチのすすめ【世界一のビーチを探してⅢ】
vol.38プローチダ島(イタリア)のすすめ
vol.39ケファロニア島(ギリシャ)のすすめ

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2009年01月07日

ピトレスクなパリのすすめ。

久々のパリ。
久々のフランス語。

すっかり錆びついてしまった語学力だが、
美しいパリの街並みを前に
ふとある単語を思い出した。

pittoresque【ピトレスク】、
フランス語で「絵になる、絵画的な」の意。

英語だとピクチャレスクにあたるのだろう。
天候に恵まれたとはいえ、
最高気温わずか2度の厳しい寒さの中、
一眼レフを抱え駆け回った冬景色のパリは
まさにピトレスクだった。

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『リュクサンブール公園』

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『モンマルトルの丘の恋人たち』

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『街灯』

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『ルーブル美術館夕景』

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『テルトル広場の絵描き』

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『ペールラシェーズ墓地』

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『石畳の影』

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『オルセー美術館』


最近、プライベートではインドやイエメンを旅し、
ヨーロッパを敬遠していた。
パリを離れたがゆえ、パリの良さに気づくという皮肉。

冬は日照時間が短いのが残念でならない。
うーん、次は夏に来たい。

明日もいい日でありますように。

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2009年01月03日

パーティレポート&新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。
2009年一発目のブログは
年末のイベントの御礼から。

12月20日のクリスマスパーティをもって
第8回を迎えた僕らのDJイベントUnreal Session。
覚えにくいネーミングには
ちょっと失敗した感もありますが、
おかげさまでこの日も
170名を超えるお客様に遊びに来てくださいました。
DJ、VJ、スタッフ一同御礼申し上げます。

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毎回いろんな方に声をかけさせていただいてますが
初めての方からは「なんかいかがわしそう・・・」
と不当な誤解をされることもあるので
友人のフォトグラファー、サヤカ&ナムの
素敵な写真をお借りして新年早々、
弁明したいと思います。

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まず会場はクラブではなくカフェが基本。
時間帯も週末の19時?23時と
社会人に優しい内容になってます。
学生にも優しく、エントランスは2,000円位で頑張ってますが
実際、年齢層は20代後半が中心。
もっと女子大生の参加も期待したいところですが
どちらかというとアラサーに近づきつつあるのは否めません。

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イベントではこのように
イケメン&美人のテキーラボーイ&ガールが出現。
その笑顔とテキーラで、
大半のお客さんがヤラれます。
しかし、これらは全て振る舞い酒なので
後で法外な請求がいくこともありません。ご安心下さい。

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開催は不定期ですが、
2月はバレンタイン、夏は海の家、
秋にはハロウィンと季節感を大切にしてます。
先日のクリパでは
こんな可愛いサンタさん&トナカイさんが登場。
もちろん、この人たちもこんな格好してアラサーです。

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最近VJも誕生しました。
彼はハロウィンで「キリスト」の仮装をしてましたが、
スーツを着ると伊坂幸太郎原作の映画の「死神」みたいです。
多忙かつ、気まぐれかつ、彼しかできないので、
次のイベントでVJがいるか確約はできません。

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客層ですが、高校時代の友達から会社の同僚まで様々。
中でも陽気な大学時代のダンスサークルの仲間は、
時々、ブレイクダンス等でフロアを盛り上げてくれます。
見てるほうも楽しいのですが、踊っている彼らは
結構ツラそうだったりしてそこが笑えます。

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DJの選曲はチャラいです。
HIP HOPとHOUSEが中心ですが
いきなりMISIAがかかることもあります。
これは信念を持ってチャラチャラしている結果ですので
あらかじめご容赦ください。
ただし、リクエストは何でも受け付けます。
その程度の信念です。

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まあ手前味噌ですが、一番いいなと思うのは
お酒飲んで、音楽聴いて、
ワイワイするのが大好きな仲間が
いつも多く集まってくださる点です。

日常とは違う空間で(=Unreal)
先輩も後輩も、男性も女性も、
いろんな出会いがあって欲しい(=Session)と思って
このイベント名にしたわけです。
でも、やっぱり長すぎました・・・。

初めての人も、常連の方も、
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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at 13:16|PermalinkComments(0)

2008年10月16日

1周年&ハロウィンパーティ!!

昨年スタートした僕らのイベント
「Unreal Session」が11月で1周年を
迎えることになりました!
これもひとえに貴重な週末にわざわざ
駆けつけて下さった皆さんのおかげですm(__)m
ありがとうございました。

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今回はハロウィンにかこつけ、
仮装しながら盛大に飲み明かしたいと思います。
会場は音よし、場所よし、雰囲気よしの
原宿Cafe Studio(旧MTV Cafe)。

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そもそもハロウィンってのは、
日本のお盆のように死者の霊を弔うイベントで、
中に混じって人間に取り付く悪霊がいるため、
それを追い払うためにがい骨やお化けなど、
わざと恐ろしい格好に仮装する風習が始まったそうな。
もとはケルト人の宗教行事であって、
決して仮装することが目的ではないんですが・・・

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でも、そんなの関係なし!

かぼちゃ、ミッキー、セーラー服、カミナリ様など
仮装はなんでもオッケー☆
更衣室も用意してるので、
女性の方も遠慮なくコスプレして下さいっ!

ワンポイント仮装でドリチケ1枚プレゼント!
全身仮装にはドリチケ2枚!
さらに当日仮装コンテスト優勝者には
テキーラボトル1本差し上げます!

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会場には悪霊ならぬテキーラボーイが大量出現。
今回4人に大増員された彼らへの合言葉は、
「Trick or Tequila?」
魔法をかけられたくなければ
テキーラよこしなさい、ってわけです。

【日時】11月1日(土)18:30?23:00
【会場】原宿Cafe Studio 
東京メトロ(千代田線・副都心線)
明治神宮前駅4番出口より徒歩1分
【エントランス】2,000円(Food & Tequila)
【Music】HipHop,House,R&B,Dance Classic

「私だけ仮装だったらどうしよう」
なんて心配は無用!
スタッフも全身仮装でご来場お待ちしてます☆
なお、前回大好評だったフィッツの
コスメサンプリングですが、今回は
「抱かれたい香り」香水をお配り予定。

MIX CD同様早い者勝ちなので
ご来場はお早めに☆

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さて、当日は何着てこうかな。
皆さんの気合の入った仮装お待ちしてます!

明日もいい日でありますように。


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2008年10月04日

セイシェルのすすめ【世界一のビーチを探して】

世界一美しいビーチはどこだろう?

その答えは知りたいようで、知りたくもない。
ここが世界で一番だと言われてしまうと、
次のバカンスはどこへ行ったらいいかわからなくなってしまう。

これまでの自分の中のベスト3は下記の通り。

1位、バラデロ(キューバ)
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2位、ウベア島(ニューカレドニア)
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3位、ネグリル(ジャマイカ)
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カメラの違いはあれど、
砂の白さと海水の透明度は
どれも甲乙つけがたし!

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さて、今回やってきたセイシェルとは
インド洋に浮かぶ110の島々からなる国。
ある雑誌が選んだ世界のビーチベスト10のうち、
セイシェルのビーチ6つがノミネートされてるというから
弥が上にも期待は高まる。

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ここでの移動はフェリーが中心。
目指すはプララン島とラ・ディーグ島というふたつの島。
島に着いてからの移動は自転車、

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もしくは牛である・・・。

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さて、それではビーチの検証を行いましょう。
まずはラ・ディーグ島のアンス・スール・ダルジャン。
ちなみに「アンス」とはフランス語で「入り江」の意。

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波で浸食された巨大な花崗岩が織り成す
奇妙で幻想的な風景!
これらの岩かげは人目につかない
完全なプライベート空間となるため
地元では「恋人岩」と呼ばれているという。

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ビーチには当然海の家などなく、
売っているのは南国らしくフルーツのみ。

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その独特な光景は確かに一見の価値あり!
砂も白いし、海水の透明度も抜群。
しかし、若干岩が多いものが気になりません?

おいおい、こんなもんじゃないだろセイシェル!

ってことで、次に向かったのはプララン島のアンス・ラジオ。
こちらは「世界一美しい」とセイシェルの人々も宣言するほど。
どれどれ、どんだけのものを見せてくれるのやら。

アンス・ラジオに着きました。
さあ、かかってこい!!

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ほお~。

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へぇ~。

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はぁ~。

そんな簡単には驚かないつもりだったけど、
これは確かに美しい。

例えるなら、バスクリンのようなブルーと、
お砂糖のような白。
うーん、下手くそすぎる!

まあとにかく遠くまで来た甲斐がありました。
世界一かどうかはわからないけど、
2008年10月時点のランキングでは1位ですな。

繰り返します。
セイシェルの、プララン島の、アンス・ラジオです。

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さて、次はどこへ行こうか。
明日もいい日でありますように。

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2008年10月02日

サナア(イエメン)のすすめ【5つ星!】

※今日初めてイエメンの名前を知った人も、
 これまでイエメンは怖いところだと思ってた人も、
 心の片隅で覚えておいていただければ幸いです。
 イエメンは、いいところです。


「イエメンに行かなくちゃ。」

初めてそう思ったのは2004年7月のこと。
きっかけは一冊の雑誌だった。

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トラベルカルチャー紙「NEUTRAL」創刊号。

この一枚の写真に目を奪われ、
この一冊の本に心を動かされた。

まるでタイムマシーンで過去へ出かけたかのような光景。
・・・想像しただけで鳥肌が立ってきた。
これはもう、行かなくちゃのしるし。
自分が旅先を決めるときは、いつもこんな感じ。

そして今年の夏、大使館でビザを取得し、
ようやく念願のイエメンへ!

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さて、イエメンはアラビア半島の南端に位置する。
国民の99%がムスリムというイスラム国家である。
当然、日本から直行便はないものの、
ドバイ経由でわずか15時間ほどでたどり着く。

半日ちょっとのフライト。
しかし、空港を出て目の前に広がる景色は
まるで数百年前の古代都市のよう!

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こちらの首都サナアは
「世界で現存する最古の街」といわれている。

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その歴史は遡ること2000年以上。
石と日干しレンガで高く積み上げれれた高層建築は
「砂漠の摩天楼」とも呼ばれている。

街へ出る。

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実は出発前日にサナア市内で自爆テロが発生。
17名が死亡するという痛ましい事件が起きてしまった。
アルカイダ系グループの犯行とのことで、
最初はビビりながら歩いていた。

しかし、ここサナア旧市街に漂う空気感は
本当に穏やかだった。

初めて街を歩くとき、
治安を見極めるうえでひとつの指標になるのが
「子供たちの目」だ。
澄んだ瞳の子供がいる国では、危険を感じたことがない。

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ここサナアが、危険な街でないことは
この子供たちの目を見れば一目瞭然だった。
裏表のない笑顔が、
余計な緊張をほぐしてくれた。

「スーラ(撮って)!」という掛け声のもと、
子供から大人まで、写真を撮ってくれとせがんでくる。
そして液晶画面を見て、笑顔は
さらにしわくちゃになる。

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イスラム教徒は写真を撮られるのを嫌がるというが
ここイエメンでは子供と男性は
まるでファッションモデルのように
ポージングを決めてくれるからおもしろい。

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ジャンビーヤと呼ばれる小剣をベルトに挿すのが
イエメンスタイル。バッチリ決まってます。

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写真のようにここサナアの旧市街は迷路のように
入り組んでいるため、正確な地図は存在しないという。
じゃあどうしろというのか?
「一番確実なのは、人に道を聞くこと」らしい。

道端のイエメン人に聞けば、
皆が競うように道案内をしてくれるから
確かに迷子になる心配はない。

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一度イエメンを訪れた人は、
その人の良さに感激するという。

自分も、ラマダン明けの夕飯時に
たまたま通りかかった軒先で
「おい、食べてきなよ!」と誘われ、驚いた。
さらに「家で食事をご馳走する」との申し出までいただいた。
まるでウルルン滞在記のような展開!!
ここまで人の良さを目の当たりにするとは思わなかった。

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中東に位置するイエメンだが、石油は枯渇し、
アラブ最貧国のレッテルを貼られている。
UNDP(国連開発計画)の人間開発指標で
世界177カ国中153番目。
スーダンやバングラディッシュより下だという。

では、この国の人々は不幸か?
答えは言うまでもなく、NOだろう。

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分け隔てない人々の温かい思いやり、
高度2000メートルがもたらす爽やかな気候、
イスラムの戒律を守ることで得られる充実感。
そう、この街は笑顔であふれている。

昔から、人々はそんなイエメンのことを
「幸福のアラビア」と呼んできた。
そんなイエメンに行くことができた自分は
「幸福な旅人」だと思う。

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今まで行った国の中で一番良かった、イエメン。
本当におすすめできます。
一般のイエメン人はいい人ばかりなのに、
テロや誘拐事件が起きてしまうのは本当に残念です。

※2008年9月現在、外務省より
イエメン渡航に関して注意喚起がなされてます。
渡航に際しては最新の情報を参考にしてください


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このブログと写真がきっかけになり、
あなたのイエメンの印象が少しでも良くなることを願って。

明日もいい日でありますように。
イエメンが平和でありますように。

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【バックナンバー】
vol.1 イビザ島のすすめ
vol.2 ミコノス島のすすめ
vol.3 ドブロヴニクのすすめ
vol.4 サハラ砂漠のすすめ(前編)
vol.5 サハラ砂漠のすすめ(後編)
vol.6 バージュ・アル・アラブのすすめ
vol.7 シエナのすすめ
vol.8 牛追い祭のすすめ
vol.9 VIA DELL’AMORE(愛の小道)のすすめ。【Lovers限定】
vol.10『天国にいちばん近い島』のすすめ
vol.11ドイツW杯のすすめ
vol.12ザキントス島のすすめ
vol.13スペイン・アンダルシア地方のすすめ
vol.14シティ・ナイト・ライン(夜行列車)のすすめ
vol.15アラブ世界研究所@パリのすすめ
vol.16ネグリル(ジャマイカ)のすすめ
vol.17ハバナ(キューバ)のすすめ
vol.18やっぱ海でしょ!バラデロのすすめ
vol.19バックパッカーで行きたい、チェコのすすめ
vol.20ロンシャン教会のすすめ
vol.21マラケシュ&エッサウィラのすすめ 
vol.22ゴア(インド)のすすめ
vol.23神々が眠るカトマンズ(ネパール)のすすめ
vol.24ガンジス川で沐浴のすすめ
vol.25サナア(イエメン)のすすめ
vol.26セイシェルのすすめ【世界一のビーチを探して】 
vol.27ピトレスクなパリのすすめ
vol.28スリランカでアーユルヴェーダのすすめ
vol.29母島(小笠原諸島)のすすめ
vol.30地中海の楽園、マヨルカ島(スペイン)のすすめ 
vol.31南仏プロヴァンスのすすめ
vol.32マドリッドのホテルで一夜限り・・・のすすめ
vol.33セント・ジョン島のすすめ【世界一のビーチを探してⅡ】
vol.34近くなったドバイとアブダビのすすめ
vol.35オーベルジュ・バスクのすすめ
vol.36オランダがオレンジに染まるクイーンズ・デイのすすめ
vol.37週末限定!ベローズビーチのすすめ【世界一のビーチを探してⅢ】
vol.38プローチダ島(イタリア)のすすめ
vol.39ケファロニア島(ギリシャ)のすすめ

at 22:15|PermalinkComments(6)

2008年09月15日

そうだ、海の家イベントレポート。

8月30日の海の家イベントは、
悪天候の予報だったにもかかわらず、
150名を越える方々に遊びに来ていただきました。
本当にありがとうございました。

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Unrealでイベントやるのはもう6回目だけど、
野外でやるのは今回が初めてなので
準備から完パケまでずーっとワクワクドキドキ。

機材セットや音出し、レイアウト替えで
当日は12時から現地入りしてました。
(ま、実際ビール飲んでるだけだったけど)

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6月から下見を進めてくれたスケベ・ザ・タカハシ、
初めてのTシャツデザイン、モリヤマタケ氏、
ジャケット&フライヤー作成の今夏MCPのオリータ、
機材運搬のため運転を買って出てくれたシゲ、
誕生日企画したのになぜか怒られてたリョーチン、
渾身のゲストリスト.xls作成のチャラ崎サトシ、
テキーラBOYの慎ちゃん&慎祐。
もちろんてれとパラディーゾのスタッフ、

そしてアソビに来てくれた皆様に心から感謝!
DJやっててめちゃくちゃ楽しかったです。

実は直前でスピーカーが盗難されたり、
前日に半端ないゲリラ雷雨があったり。
コレやべーだろって場面が多々あったけど、
やってよかったと心底思う。

サイコーの仲間と友達みんなに
心からありがとうございました。

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海の家の店長より
「来年は2回やっぞ!」
とありがたいお言葉をいただいたので
毎年夏の恒例イベントになっていければいいですな。

2009年夏もまた海の家でお会いしましょう。

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最後にスタッフ全員でパシャ!
あれ?りょーちんがいない!

明日もいい日でありますように。


at 14:36|PermalinkComments(2)