2006年11月04日

ハバナ(キューバ)のすすめ。

僕の夏休み未練タラタラ日記はまだ続きます。
帰りたい、太陽の待つカリブ海・・・。

突然だけど、人生で大切なものを
3つあげるとしたらなんでしょう?
「お金?地位?名誉?」

そんな悲しいことを言う人は是非キューバへ!
どうやらキューバにはその答えがあるらしい?
今日は社会主義国家キューバの首都、
ハバナのすすめ。

さて、すすめておいてなんですが
はっきり言ってキューバまで行くのはめんどくさい!
領事館でツーリストカードを取得しなくてはならないし、
アメリカと国交がないため入国するには
メキシコやカナダを経由しなければならない。

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だが、めんどくさい=だからこそ旅甲斐があるわけで
ようやく上空から陸地が見えたときは鳥肌がたった。
入国審査も厳しく、メガネと帽子を外させられ、
30分以上尋問されたがなんとか入国することができた。

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ハバナが美しい理由をひとつあげるとしたら
それは街中にマクドナルドがないから。
アメリカ資本が流入して来ないことで
昔からの街並みが、こうも美しく保たれている。
たとえキューバの複雑な政治史や革命史を知らなくても
人間は美しい風景を目の当たりにすれば
単純に感動できるから素晴らしい。
人生で大切なものは、
もしかしたらこのエモーションだろうか。

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旅は続く。
旧スペイン領ということもあり、
コロニアル調の建物がこれまた見事!
そのすき間を駆け回るクラシック・カー。
40年前と全く変わらない景色。
物資不足で新車が入ってこないという現状が
結果としてキューバの観光価値を高めているのは皮肉だ。

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そして、キューバを語る上で欠かせないのが
革命家チェ・ゲバラの存在。
国家の施設である防衛省の壁一面に掲げられており、
街中のいたるところでも
長髪ベレー帽姿の英雄を見かけることができる。

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そんなハバナ滞在中、
ふとした場面で物資不足を痛感させられた。
旅の連れが使い捨てカメラを買おうとしたのだが
街中どこを探しても売ってなかったのだ。
クラシックカーを今でも乗り回すキューバ人にとって
カメラを使い捨てるなんて論外なのかもしれない。

だが、この国の人々の表情に貧しさは微塵もない。 
人懐っこい笑顔や、活気にみちた街角、
耳を澄ませばどこからともなく聴こえてくるサルサ、
バルで飲むラム酒、道端でふかすキューバ葉巻etc。

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僕らとは違った思想を持つ国では
当然僕らの知らない人生の愉しみ方があるわけで、
そんな旅から帰ってきた直後は
何が人生で大切なのかわからなくなったりする。

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ここで教えてくれた「人生で3つ、大切なもの」が何か
自分の言葉ではまだうまく表現できないけれど、
キューバが舞台の映画『ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブ』で
故コンパイ・セグンドが言うには、

「人生で大切なのは、花と女とロマンスだ。」

だそうです。
この国の、この景色の中で
90歳過ぎのおじいちゃんが残した名ゼリフ。
カッコいいなぁ。

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絶対また行く。
明日もキューバが平和でありますように。

【バックナンバー】
vol.1 イビザ島のすすめ
vol.2 ミコノス島のすすめ
vol.3 ドブロヴニクのすすめ
vol.4 サハラ砂漠のすすめ(前編)
vol.5 サハラ砂漠のすすめ(後編)
vol.6 バージュ・アル・アラブのすすめ
vol.7 シエナのすすめ
vol.8 牛追い祭のすすめ
vol.9 VIA DELL’AMORE(愛の小道)のすすめ。【Lovers限定】
vol.10『天国にいちばん近い島』のすすめ
vol.11ドイツW杯のすすめ
vol.12ザキントス島のすすめ
vol.13スペイン・アンダルシア地方のすすめ
vol.14シティ・ナイト・ライン(夜行列車)のすすめ
vol.15アラブ世界研究所@パリのすすめ
vol.16ネグリル(ジャマイカ)のすすめ
vol.17ハバナ(キューバ)のすすめ
vol.18やっぱ海でしょ!バラデロのすすめ
vol.19バックパッカーで行きたい、チェコのすすめ
vol.20ロンシャン教会のすすめ
vol.21マラケシュ&エッサウィラのすすめ 
vol.22ゴア(インド)のすすめ
vol.23神々が眠るカトマンズ(ネパール)のすすめ
vol.24ガンジス川で沐浴のすすめ
vol.25サナア(イエメン)のすすめ
vol.26セイシェルのすすめ【世界一のビーチを探して】 
vol.27ピトレスクなパリのすすめ
vol.28スリランカでアーユルヴェーダのすすめ
vol.29母島(小笠原諸島)のすすめ
vol.30地中海の楽園、マヨルカ島(スペイン)のすすめ 
vol.31南仏プロヴァンスのすすめ
vol.32マドリッドのホテルで一夜限り・・・のすすめ
vol.33セント・ジョン島のすすめ【世界一のビーチを探してⅡ】
vol.34近くなったドバイとアブダビのすすめ
vol.35オーベルジュ・バスクのすすめ
vol.36オランダがオレンジに染まるクイーンズ・デイのすすめ
vol.37週末限定!ベローズビーチのすすめ【世界一のビーチを探してⅢ】
vol.38プローチダ島(イタリア)のすすめ
vol.39ケファロニア島(ギリシャ)のすすめ

at 14:45│Comments(7)

この記事へのコメント

1. Posted by なかがわ   2006年11月12日 21:59
どうも、いつも拝見させていただいてます。
ブエナビスタソシアルクラブは大好きな映画で
キューバはいつか行ってみたい憧れの国です。
お金の話になって申し訳ないんですが
最低いくらくらいでいけるんですか?
2. Posted by kanamistyle   2006年11月14日 13:18
すごい??
写真が素人に思えませんが・・・
takae嬢がこないだキューバ行ってきてて
行きたいと思ってたんですよね?
次の旅行の候補かな☆
3. Posted by けいいち   2006年11月17日 01:43
>なかがわさん 初めまして。ぶっちゃけキューバだけなら15万あれば行けます。航空券&ホテルだけですが。
>かなみ 第一候補にしといて下さい、マジで良かったよ。キューバにはバラデロってビーチもあってカンクンよりも綺麗だった!こんな綺麗なとこ行ったら誰が写真撮っても綺麗だよ☆
4. Posted by sachi   2006年11月29日 15:26
ぶらぼー!!!>v<☆
資本主義に汚されてないピュアな美しさが残されている国だから魅了されちゃいますね。サチの価値感なんて安っぽいさ・・・ キューバ人みたいな心を持ちたいな、なんて行ったこともないけど思っちゃいます。
5. Posted by けいいち   2006年11月29日 20:54
>サチ サチもmixiの日記に書いてたよね。そーなんです。ジャマイカ(特にモーベイ)はすっかりアメリカナイズされててちょっとガッカリした後にキューバだったので感動しました。資本主義=悪ではないにしても、自分達の生きる世界と正反対のとこに来たんだなー、遠くまできたもんだーと旅情をそそられましたよ。
6. Posted by sasahira です   2007年01月25日 22:02
いい文章を書きますね。
今日は久々にかなり落ち込んでいます。
人生ってやつは・・・何もいい台詞が出てきません。
キューバ行きたいです。行ったら帰ってこないかも・・・飽きたら帰るんだろうけど。
なきたい時に泣けないのってのが大人になったってことなのだろうか。。。。
僕は一体どこへ行くのだろ?
こんな質問したいわけじゃないです。
意味わかんなくなったので、今日はここまで。
たまにはお便り下さい。
福岡もそろそろ飽きてきました・・・。
笹平
7. Posted by keiichi   2007年02月28日 23:09
拝啓sasahiraさま ・・・暗いなぁ。その後福岡の転勤はいかがでしょうか?去年は夏休み3日だけとのことでしたが、今年は取れそうですか?俺の旅行の師ですから。どこに行くのかいつも注目してますよ。今度改めてエジプトとかケニアの話聞かせてくださいな。

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