2007年04月08日

ロンシャン教会のすすめ。

10日間の出張から帰ってきました。
「お土産は?」と愚問を投げかける友達へ。
これは出張です、旅行ではありません!

出張は地獄のスケジュールでした。
とあるスイスでの一日。

6時30分 起床→朝食→チェックアウト
9時08分 鉄道で移動(約1時間半)
11時00分 観光局担当者と挨拶。
11時20分 再び鉄道で移動(約1時間)
12時30分 参加者15名全員でランチ
13時30分 ホテル内部視察
13時50分 三度鉄道で移動(約1時間)
15時00分 市内ウォーキングツアー
16時32分 この日4度目の鉄道移動(約1時間半)
18時30分 ホテルに戻り荷物ピックアップ→夕食
20時22分 もういや・・・鉄道でミラノへ(約2時間)
22時47分 ミラノにて乗り換え
      (わずか1時間のイタリア滞在)
23時47分 夜行列車にてパリへ・・・

いつも遊びに行けていいねと誤解されますが
少しは実情を理解していただけたことを祈ります。

出張中、唯一自由行動が許された最終日(帰国日)。
ギリギリの体力と限られた時間の中で
それでも足を運んだのは
フランスのフランシュ・コンテ地方にある
ロンシャンという小さな村でした。
前置きが長くなりましたが
今日はロンシャンにある、とある教会のすすめ。


しかしなんでそんな田舎の教会に、と思った方。
実はロンシャンという土地に聞き覚えがなくても
その教会は我々の暮らしの中に意外な接点を持つのです。
その接点とは・・・

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このソファーには見覚えはないですか?
そう、20世紀最も偉大な建築家、
ル・コルビジェの傑作『Grand Comfort』。
家庭用インテリアとしてはもちろん、
ホテルやカフェのソファーとしても愛されるシンプルデザイン。
(渋谷西武百貨店では各フロアに配置されてました)

ロンシャンにある教会とは、
そのコルビジェがデザインしたというのだから
それは遠路はるばる行なくちゃというもの!
パリから約3時間半かけて行ってきました。

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正式名称『Chapelle Notre-Dame-Du-Haut』の
名前が示すとおり(フランス語でHaut=高いの意)
教会は小高い丘の上に建っていました。

教会という概念を覆す独創的なデザイン。
それでいて周囲の自然と見事に調和した
これぞまさにコルビジェワークという作品!

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鳥のさえずりが止まない外部とは打って変わり、
教会内部は静けさに包まれていました。

太陽光が作り出した優しい空間。
別名『光の教会』と言われるロンシャン教会は
外見で一回、中に入ってもう一回
感動を味わうことができるお得な教会でした。

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もちろんもともとは礼拝の場。
毎週日曜日はミサをやっているとのこと。
パリから日帰り観光も可能なので
パリでやることに困った人にはマジおすすめ!
ただし、電車の本数が少ないので
くれぐれも帰りのダイヤ確認は怠らぬよう。

【バックナンバー】
vol.1 イビザ島のすすめ
vol.2 ミコノス島のすすめ
vol.3 ドブロヴニクのすすめ
vol.4 サハラ砂漠のすすめ(前編)
vol.5 サハラ砂漠のすすめ(後編)
vol.6 バージュ・アル・アラブのすすめ
vol.7 シエナのすすめ
vol.8 牛追い祭のすすめ
vol.9 VIA DELL’AMORE(愛の小道)のすすめ。【Lovers限定】
vol.10『天国にいちばん近い島』のすすめ
vol.11ドイツW杯のすすめ
vol.12ザキントス島のすすめ
vol.13スペイン・アンダルシア地方のすすめ
vol.14シティ・ナイト・ライン(夜行列車)のすすめ
vol.15アラブ世界研究所@パリのすすめ
vol.16ネグリル(ジャマイカ)のすすめ
vol.17ハバナ(キューバ)のすすめ
vol.18やっぱ海でしょ!バラデロのすすめ
vol.19バックパッカーで行きたい、チェコのすすめ
vol.20ロンシャン教会のすすめ
vol.21マラケシュ&エッサウィラのすすめ 
vol.22ゴア(インド)のすすめ
vol.23神々が眠るカトマンズ(ネパール)のすすめ
vol.24ガンジス川で沐浴のすすめ
vol.25サナア(イエメン)のすすめ
vol.26セイシェルのすすめ【世界一のビーチを探して】 
vol.27ピトレスクなパリのすすめ
vol.28スリランカでアーユルヴェーダのすすめ
vol.29母島(小笠原諸島)のすすめ
vol.30地中海の楽園、マヨルカ島(スペイン)のすすめ 
vol.31南仏プロヴァンスのすすめ
vol.32マドリッドのホテルで一夜限り・・・のすすめ
vol.33セント・ジョン島のすすめ【世界一のビーチを探してⅡ】
vol.34近くなったドバイとアブダビのすすめ
vol.35オーベルジュ・バスクのすすめ
vol.36オランダがオレンジに染まるクイーンズ・デイのすすめ
vol.37週末限定!ベローズビーチのすすめ【世界一のビーチを探してⅢ】
vol.38プローチダ島(イタリア)のすすめ
vol.39ケファロニア島(ギリシャ)のすすめ

そして教会を出て帰り際にもう一回、
その美しいフォルムを拝んでおきましょう(笑)

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明日もいい日でありますように。

at 22:12│Comments(4)

この記事へのコメント

1. Posted by だいち   2007年04月09日 13:37
コルビジェ、よく知ってるね。
おれ、建築学科だったんだ。
椅子、渋谷西武にあるね。この間見た。
2. Posted by まさよ   2007年04月09日 20:33
すごいこのチャペル!!!!!!!!!
癒されました☆夢ふくらむ。。。笑
出張楽しそうですね☆★☆
あたしも早くいけるように頑張ります♪
3. Posted by tamago   2007年04月09日 22:41
きゃあ!
私が今働いている美術館で5月末からコルビュジエ展やるので是非きてください!!
4. Posted by けいいち   2007年05月08日 01:01
>だいちさん 最初は建築家ではなくインテリアデザイナーだと思ってました。パリやマルセイユなどフランス中に建築物があるみたいで留学中にもっと見ておけば良かったなぁと。
>まさよ 中に入ると柔らかい光の空間に癒されたよ!商社だと出張も頻繁にあるだろうし、合間にちょっとでも観光できるといいよね!
>tamagoさん え?エリって森美術館で働いてるの?じゃ遊び行くよー☆展示は絵画とか彫刻?建築物のミニチュアとかあれば熱いけど。

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