2007年03月

2007年03月17日

パリ、ジュテーム。

という映画を見た。 
ミニシアター系の殿堂、恵比寿のガーデンシネマ。
上映作品が2本あったので
「どちらにしますか?」と聞かれて
「パ、パリのほうで・・・」と濁さずにはいられなかった
あまりにも恥ずかしい直球なタイトル。

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しかしコンセプトは斬新で、変化に富んでいる。
まず映画=約2時間という概念から覆される。
こちらはガス・ヴァン・サントやアルフォンソ・キュアロンら
名だたる18人の映画監督が
それぞれ「パリ」と「愛」をテーマに創り上げた
5分間のショートムービーの集合体なのだ。

20区あるパリ市内から18ヶ所を舞台に
繰り広げられる愛の物語。
ただし、いわゆるベタなラブストーリーではなく
移民問題や若者のドラッグ依存、同性愛といった
リアルなパリを描いて話が展開していくので面白い。

出演者もこれまた豪華で
イライジャ・ウッドやナタリー・ポートマンらが
パリの街角で生きる人々を演じている。
「アメリ」のプロデューサーの呼びかけで実現したという
パリ好きの、パリ好きによる、パリ好きのための映画。
それが「パリ、ジュテーム」だ。

まあ百聞は一見にしかず、こちらが予告編

で、結局何が言いたいかって言うと
私そんなパリへ3月25日?4月3日まで出張行ってきます。
悪気はありません、ただのご報告です。
(「死ね!」とかそういう書き込みはやめて下さい・・・)

てか、ちょうど出張時期に先輩の結婚式やお花見など
日本にいるほうが楽しいイベント盛り沢山なので
正直全然行きたくなかったんですよ。
いい映画に巡り合い、なんとか救われた。
「パリ、ジュテーム」、おすすめです。

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もしかしたら19本目のラブストーリーが!?
明日もいい日でありますように。

at 00:24|PermalinkComments(8)