2009年06月

2009年06月06日

「20090722」

最近、ニュースや雑誌でも
頻繁に取り上げられているので、
この数字を見ただけで
「ピン」と来た人も多いのではないでしょうか。

そうです。
「今世紀最長の皆既日食」が
今年の7月22日に日本にやってきます。

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「なんじゃそりゃ?」という方にも簡単にご説明。

皆既日食とは、
地球と月と太陽が一直線に並ぶ
極めて珍しい天文現象で、
しかも気象条件や地理的条件が
揃わないと見ることのできない
まさに“奇跡”の瞬間です。

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そもそも、なんで太陽と月が同じ大きさに見えるのか?
実は地球と太陽の距離は、地球と月の距離の約400倍にあたり、
太陽の直径が、月の直径のこれまた約400倍だから、
地球から見ると
月と太陽は同じ大きさに見えるというわけ。
(注:上のイラストは実寸ではありません)

「神様がそう作ったから」としか説明できない不思議な関係。
その太陽と月が、寸分の狂いもなく
重ね合わさる皆既日食という現象は
まぎれもなく「神様のプレゼント」!!

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こちらは宇宙から見た月の影。
このごく限られた影の下で
地球はいったいどんな事態になっているのか?

どうやら先人の体験が伝えるところによると、

「太陽が隠れ、昼なのに空一面が星空になった!」とか、

「気温が急に下がり、動植物がざわめきだした!」とか、

「地平線が突如、鮮やかな色に染まり始めた!」とかとか!

もはや五感をもって体験しない限り、
理解不能な鳥肌体験が得られるようです!!

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こりゃ行くしかないでしょってことで、
実は2年くらい前から調べてました(笑)

東京でも部分日食は見られるんだけど、
上記のようなミラクル体験は
完全に太陽が隠れる皆既日食じゃないと
味わえないらしく、
この地図の赤い帯の部分に行く必要があるとのこと。

鹿児島のトカラ列島や奄美大島が有名だけど、
実は小笠原諸島の母島沖でも同様に鑑賞可能なんで、
自分は会社の先輩とそっちに行く予定!!
ただし、母島でも99%しか隠れないので
そこからさらに漁船でもチャーターして太平洋上を南進します。

もちろん、天気が悪かったら終わりだけど、
そんな不確定要素さえも日食の醍醐味。
(ウェザーニュース、頼りにしてますよ!笑)
夏の小笠原ってだけでも垂涎ものですが、
自分の日食運はいかがなものでしょう?

またレポートします。
明日もいい日でありますように。

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見れるか、ダイヤモンド・リング。

at 12:26|PermalinkComments(2)